近畿鹿児島県人会連合会60年以上の歩み

鹿児島と近畿は古くから文化、經濟、人々の交流が頻繁に行われてきました。明治維新後、日本が近代国家に発展していく過程で、近畿圏内の産業経済の中心的な役割を担ってきたのが鹿児島県人の先達の方達であります。阪神間の造船、製鉄、海運、陸運、私鉄、紡績に大きく関わり商工都大阪の主要なる基礎を築きました。

 

近畿鹿児島県人会連合会は三州会(薩摩、大隅、日向)の流れを継承し昭和34年7月前田村清氏の尽力の上

上野治郎男氏(積水化学社長)を初代会長として結成されました。

 

昭和42年には二代目会長に乗添利光氏が就任。

平成 2年には三代目会長に森田栄氏が就任。

平成12年、四代目会長に浜口典慶氏が就任。

平成20年、五代目会長に得本嘉三氏が就任。

平成24年、六代目会長に徳永幸彦氏が就任。

令和 2年、七代目会長に濵崎宜弘氏が就任。

そして、令和6年、八代目会長に原口芳生氏が就任致しました。

■ここからは近畿鹿児島県人会連合会の60年以上の歴史を振り返ります。

 

 

・昭和42年 乗添会長、伊牟田幹事長により敬老、青少年激励、表彰、慰安等の事業を実施。

       親睦を深め鹿児島における明治百年祭参加。乗添会長始め120名が参加。

 

・昭和45年 大阪にて日本万国博覧会鹿児島県の催し。

・昭和46年 5月に近畿鹿児島県人会総連合会と改称。

・昭和52年 西郷南洲百年記念大祭に参加。

・昭和54年 大久保甲東百年記念顕彰会。

 

 

・昭和55年   ギネスブック掲載の泉重千代大会開催。東亜航空様の御厚意により徳之島へのチャーター便、パトカー先導。

         森進一氏が自ら進んで出演頂き大会に花を添え、三界りえ子氏初め多くの芸能関係者が出演した。

 

 

・昭和58年6月 大阪に事務所を設け民主的会務の運営、地域、同郷、同好会等300余の県人会の母体、中核としての

         機能を果たすべく役員を各会の代表すべき推薦人事ととし、会則の改正、事務局を大阪市東区安土町3

         丁目7番地、鹿児島銀行ビル内に移転。体制を整える。

 

・平成2年    乗添会長ご指示により稲盛和夫氏に次期会長に招聘依頼を行うが海外進出等ご多用の為保留。

・平成2年9月  国際花と緑の博覧会の催事実施に感謝状が贈られる。同年、創立30周年記念総会では土屋鹿児島県知事から

         乗添会長へ30年間にわたっての県政への貢献を高く評価され感謝状が贈られる。

 

・平成2年    森田栄氏会長就任。

・平成7年    阪神大震災に伴って義援金209万5千円を震災者18名に贈呈する。

 

・平成10年   京セラ、稲盛和夫氏を会長に招聘依頼の役員会を開催する。

・平成12年8月 島津いろは歌会(国際ホテル)にて関西鹿児島県人会総連合会構想が発表される。

・同年、11月  関西鹿児島県人会総連合会設立への協力が役員会にて了承。

・平成13年1月 関西鹿児島県人会総連合会設立準備会の構想作成、2月準備委員会発足。浜口会長代行、横井副会長、

         安藤幹事長代行、原田明組織部長らが参加。

 

・同年      関西在住の鹿児島県人の更なる大同団結を図るべく、近畿鹿児島県人会総連合会が設立発起代表者となり、

         かねてから就任を渇望していた、稲盛和夫氏を新組織の会長に迎え、関西鹿児島県人会総連合会を立ち上げる。

 

 

 

・平成15年   五代友厚公研究所(ネルソン所長)五代塾設立。

 

・平成16年   恒例の治水神社二百五十年大祭に参加、53名が

         連合会として初参拝。

 

・同年6月    近畿鹿児島県人会連合会と改称。

・同年11月   美坂房洋会長の議員連盟、上野至大会長の経済連

         (現・上方かごしまビジネス交流会)設立。

 

 

・平成30年7月  近畿鹿児島県人会連合会創立60周年記念大会を開催。各地区にたくさんの鹿児島県人会が生まれた

          歴史あり。その中で近畿鹿児島県人会連合会は産経新聞主催で剣道大会を開催したり、各大手企業の

          創業者達によるご講演をいただきました。大阪府職場適応里親、大阪府職場適応指導員の活動等を行

          い郷土愛の元、地域の活性に寄与し、鹿児島県知事、大阪府知事から感謝状を贈られる。

 

 

・令和元年5月1日 徳仁新天皇、雅子新皇后両陛下、即位礼正殿の儀で

          国内外に即位を宣言される。年号は、平成から令和へ。

          新たな時代の幕開けである。

 

・同年 9月24日 西郷隆盛公命日の例大祭に10名が参加。

・同年11月20日 天皇陛下御即位奉祝の提灯行列に近畿鹿児島県人会連合会として参加。

・同年       近畿鹿児島県人会連合会新バッチ作成。

 

・令和6年     第八代会長に原口芳生氏が就任。現在に至る。